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社長業とは【PART1】

バイブル
2006.11.16
こんにちは。今日は皆さんの関心事。「社長業について」です。当社の社長になって、6年と5か月が過ぎたわけですが、まず一番言いたいことは、楽しいことよりつらいことの方が圧倒的に多いということです。当社はどこかの子会社ではありませんので、自力ですべてを解決していかなくてはいけません。よく言う「人・物・金」の問題すべてです。サラリーマン時代は分業制で済んでいたわけですが、社長業は広く浅くの知識と実力が必要です。最終決定者が「わからない」では済まされませんよね?

実は私は本が大嫌いでした。でも知識をつけるのには、やはり勉強しなくてはいけない。そのためには読書は必須なんですよね。今では暇があれば本を見つけて読むようになりましたが、もし社長を目指している方がいるのなら、本はたくさん読むべきですね。広く浅くでいいんです。知識にいらないものはありませんから。知って損はありません。

あと、社長業は決して華やかなものではないということ。、社長になると、仕事は社員に任せて、素敵な女性と素敵な場所でおいしい食事を楽しめると思っている男性陣は多いようですが(爆)、それはメディアがつくりだした桃源郷に近いものです。もちろん実現できている方もいますが、負け惜しみではなく(ちなみに私は負け組とはまったく思っていませんので)、ちょっとそれは違うと思います。大半の方は私みたいに、すべてのことをいつも考え、社員と一緒に汗を掻いて働いているのではないでしょうか?

私は、社長業とは、会社が社会に貢献できる仕事を生み出し、利益によって社会的信用を得るとともに、適切な税金を納め、そして株主と社員に幸せをもたらす、という総監督でなくてはいけないと思っています。責任は相当なものです。つらいですよ。でも、逃げ出さないのはなぜなのか?そのあたりは、後日話したいと思っています。賢明な方は気がついていると思いますが、ただつらいだけでは、私もとっくに社長業辞めてますよね。いい部分もあるのです。

今日は長くなりましたので、このへんで。