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【社長Blog】10年目にあたり

皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2000年6月に産声をあげました当社は、今10年目に突入しております。設立当初は、「3年もてば」と正直不安いっぱいのスタートでしたが、社員も少しづつ増え、京都支店(現在はありません)、横浜支店と作り、右肩あがりとはいえませんが、私の性格である、「石橋をたたいてわたる」戦法で本当に地道に進んできております。本当に皆様、そして社員のおかげです。改めて御礼申し上げます。

さて、新年といえば、今年の目標ですね。まずは会社としての目標を。

仕事に自信をもつ

設立10年となり、ようやく会社も少しは名が知られてきたようです。イーサイドといえば、「IT系イベントのプロ集団」というお褒めの言葉もいただくようになりました。この言葉の裏には、常に「プロの仕事」を要求されていること、またイーサイドの社員たるもの、誰が仕事をしても、常に同じクオリティであること、という意味がこめられていると私は感じています。

私は常々、誇りを持って仕事をするように、と言ってきました。どんな仕事であろうとも、どんなポジション(部署)であろうとも、仕事をすることによって、社会貢献できることがたくさんあります。つまらない時や苦しい時はあるでしょうが、今の仕事に誇りを持てば、働いている価値が見出せると私の経験上感じています。華やかな仕事、儲かる仕事が好きな人が多いようですが、私は仕事の本質はそこではないと思っています。ですから、まずは誇りをもちましょう。そうでなければ、今年の目標の自信をもつことができないからです。

では、自信をもつことがどうして必要なのか。例を出してみたいと思います。

一番わかりやすいのが最初のプレゼン時。仕事に自信のない人は、言動、そして見積書に表れます。私どもの業界は、ある意味ノウハウを売るのが1つの仕事です。ですから、実際にかかる費用のほかに、ノウハウ(コンサル)費用が必要になります。クライアントからこの部分をよく交渉されるわけですが、「ノウハウ≒特殊技術」ですので、この部分は自信がなければ思い通りに売れない部分です。

逆を考えてみてください。たとえば私がクライアントになる場合、この部分をいつも聞きます。自分が売るものをきちんと説明でき、買う価値をきちんと説明できないと私は決してOKしません。皆さんもそうではないでしょうか?自信なく話されたり、簡単に値引きする人から商品を買いますか?

大手企業だから、とか、ただ安いから、という理由で買う人はいますが、私はそうではありません。また、私どもの会社は大企業ではないですし、安売りしてたら疲弊するだけです。なので、POINTは、営業マン(担当窓口)のクオリティだと感じています。ですから、自信がなければ商品は売れないし、値切りにあい、モチベーションも下がるわけです。

仕事に自信をもち、クライアントにきちんと説明をして、納得した上で当社を利用していただき、その結果、お褒めいだければ、仕事をやってよかった、と心から思えるのではないでしょうか?私はそんな会社でありたい。そう思って今年の目標にあげました。

もちろん仕事に自信をもつことは容易なことではありません。私も含め、社員一同、ますます自己啓発に努め、毎回お褒めの言葉をいただけるよう、がんばりたいと思います。

クライアントの皆様。今年は社員一人一人が自信を持って説明にあがりますので、どうぞよろしくお願いいたします。もちろん今まで以上に厳しいご意見もお待ちしております。

そしてこれは社長としての目標ですが、

わき役からの脱却

10年間は「e-side=わき役」に徹しようと創業当初から決めてました。11年目に入る来期は、もちろん今の仕事は継続しつつ、新しい仕事にも挑戦しようと思っています。会社もIT系だけでなく、もう少し他業種にも名が知れればと思っています。どんなことをするかは、まだ期が終わってませんので、発表は控えますが、チョイ役から助演くらいにはなれるビジネスができれば、と考えています。

今より社会貢献ができる仕事、そういうビジネスが私の更なる夢です。もちろん、性格的に無謀なことはできませんので、ご安心?ください。

今年はどんな1年になるのでしょうか?来年の今頃、2つの目標がクリアされていることを願っています。がんばります!!

2010.1.4