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【社長Blog】成功例<失敗例
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皆さんこんにちは。先日仕事仲間の方から、「ここのBlog、説教っぽくなっていないですか?」というメッセージいただきました。たぶん中身が偏っているのが原因でしょう。もう少し楽しく肩のこらないBlogにしたいとは思っていますけど、まだまだ伝えたいことが多く、仕事系ばかりの話になってしまいます。もう少し気軽にかけるネタも探しますが、結局今回もまじめな話でお許しください。

社長をやっているくらいですから、ある程度まじめでないとね。(爆)

さて本題。ここ数年間は、ベンチャー花盛りといいますか、雇用形態の著しい変化により、多くの人が起業チャレンジしていると思います。私も2000年に独立、6月から8年目に入ります。いまでこそ少しは気持ちの余裕が出てきましたが、社長業なんて当然やったことないので、最初は見よう見真似。「起業家のためのマニュアル本」みたいなものを端から買いあさり、自分の部分に当てはまるものをまさに「コピペ」状態で利用、ツギハギだらけの頭でした。

でもいわゆるマニュアル本って、当たり前なんですが、やり方が書いてあるだけで、事例があるわけではないんですよね。立ち上げ当時は社員2名しかいませんでしたし、しかも経営については全員が素人。相談相手は社内にいません。かといってコンサルティングをお願いするほどお金もないし、ケチだから(大半の人はコンサルティングにお金を使うことを贅沢だと思ってしまいます。)頼む気がしない。そうなると今後は事例集に走ります。「○○日で1億を稼ぐ。」とか「こうすればカリスマ社長だ!」みたいな、事例集をよく買ったものです。

私はマニュアル世代でしたので、このようなマニュアル本+事例集に書かれたことを真似てやれば、ある程度の効果が生まれて、ある程度の実績が残せます。「ある程度の社長業」も可能です。実際、すぐに「ある程度」には成れました(爆)。

世界一(たぶん)マニュアル化しているファーストフードで私は学生時代アルバイトをしていましたが、完璧なマニュアルのおかげで、大半のアルバイトが同じ仕事をこなすことができました。利益を上げるには製造効率を上げるという経営の原点に立っている優れた手法だと今でも大変感心しています。

でも、マニュアル世代の欠点は、危機管理能力と言いますか、マニュアルに載っていないことの対応方法が苦手。自分の思い通りに進んでいるときは優秀ですが、ちょっと道がそれると簡単に機能停止状態に陥りやすいです。日本人は特に横並び思考が強いですから、自分の域を越す行動(マニュアル以外の行動)は避けたがります。なおかつ、順調な時に悪いことを考える人は少ないですよね。ですから余計に混乱し、思い悩んで会社を退職したり、順調だった会社があっさり倒産したりするのです。

このような事態を少しでも回避できるもの、それは失敗例だと私は思います。成功例を書いている書物は世の中にたくさん出回っていますが、このような事例のモノマネでは「ある程度」しか成長できず、足元がとても弱いものとなります。足元をしっかりさせるには失敗例を勉強することが大切なのです。これは起業だけではなく、仕事も同じこと。失敗経験(学習)をしていないと人は成長と言いますか、危機回避できないといっても過言ではないでしょう。特に起業家を目指す人は失敗例も必ず学んでくださいね。いい話ばかり学んでいたら、本当に足元すくわれますよ。

人生の先輩に失敗例を聞いてみましょう。中々話していただけないものですが、聞くととても役に立ちますよ。そして自分が失敗したときは、すぐに忘れようとしないで徹底的に分析し、(恥ずかしがらずに)人に意見を聞き、それを心に留めておきましょう。

失敗は仕事上での宝物。これだけは間違いありません。

ではまた。

2007.5.29